説明
特徴
耐暑、耐雨性に非常に優れ、生理障害に強く作りやすい極早生品種です。葉には口当たりを悪くする毛がなく、葉肉が厚くて肉質も柔らかくおいしいです。浅漬けや鍋物はもちろん、サラダでも。
タネまき~植え付け
タネまき用セルトレーでは、2~3粒まきし、本葉2~3枚で1本立ちにします。本葉3~4枚になったら植え付けます。ポットでは、5~6粒まきし、本葉が2~3枚で1本立ちにします。本葉5~6枚になったら植え付けます。どちらの場合も、畝間60cm、株間25cmで植え付けます。

管理のポイント
追肥の1回目は1本立ちに間引いたあと、1㎡当たり一握り(約50g)ほどの化成肥料を株の周りにばらまきます。そして、株がぐらつかないように株元に軽く土寄せします。この後、2週間置きに一握りを合計2~3回施し、除草も兼ねて軽く土寄せします。
収穫・保存・利用
タネまき後50~60日前後で収穫できます。頭を押さえて固くなっていれば収穫の適期です。45日前後で草丈30cm程度の結球始めで収穫してもサラダなどでおいしく食べられます。
病害虫・生理障害
水不足は生理障害や不結球の原因となりますので水やりはしっかり行ないます。軟腐病にかかると防除は困難です。ハクサイだけでなくキャベツ、ダイコンなどのアブラナ科作物の連作は避けます。ヨトウムシやアオムシに食害されるとそこから病原菌が入るので駆除を徹底します。
栽培暦