説明
「土」本来の力を発揮させる「カルスNC-R」!
ラクラク!簡単!土づくり!
カルスNC-Rは、従来の堆肥づくりにおける面倒な切り返しや作業を省き大幅な省力化を実現します。
カルスNC-Rを使用する土づくりは、ほ場に完熟堆肥を使用するのではなく、生の有機物を一緒にすき込むことで微生物の働きを活発にし、土の中で堆肥化します。
カルスNC-Rを使うと
1.カルスNC-Rの施用により、土壌の微生物相が改善され、作物の生育に適した栽培環境が作られます。
2.生の有機物を利用した土づくりにより、土壌の生物性が改善され通気性・保水性・排水性の向上が期待できます。
3.カルスNC-Rに含まれる微生物の働きにより、根圏環境が改善され、連作障害に対する副次的な軽減効果が期待できます。
●使用と手順●
1.有機物をまく
2.カルスNC-Rをまく
3.速やかにロータリーですき込む
4.1~3週間あけて作付けをする
5.そして、収穫する
●カルスNC-R使用量(10アール当り)
★施設野菜・花卉・・・3~4袋(30~40kg)
★露地野菜・牧草・・・2~3袋(20~30kg)
★果樹・お茶・・・2~3袋(20~30kg)
土壌水分はタップリと
微生物を活発に働かせるために、土壌水分が少ない時は、すき込み後、潅水を行ってください。(特にハウス内で著しく乾燥する場合は、必ず潅水が必要です。)
地温によって異なります
微生物の活動に最適な地温は15~35℃です。
これ以外の地温でも使用できますが、状況によって効果の現れ方は異なります。
栽培上の留意点
- 記載した使用方法については基本的な方法であり、使用する時期や有機物の種類と量によっては、すき込みから作付けまでの期間をさらにあける必要があります。
- 直播き栽培で使用する場合、条件によっては害虫による発芽不良が懸念されます。この対策として、薬剤による防除を行わない場合、有機物をすき込んでから、播種までの期間を3週間はあけてください。ただし、季節によって異なります。
使用上の注意
- 本資材は微生物資材です。土壌消毒剤使用後の本資材施用は、土壌消毒剤の効果が消えるまでの期間をあけるなど充分注意をしてください。なお、前記期間については、使用する薬剤の製造メーカーや販売先へ確認してください。
- 石灰類の使用には充分注意をしてください。石灰窒素には殺菌作用がありますので、石灰窒素を使用する場合は、製造メーカーや販売先、石灰窒素工業会などにお問い合わせしていただき、充分な期間をあけてから本資材を施用してください。また、他の石灰類は使用できますが、本資材との同時混用は避けてください。
- 本資材を施用する際は、ゴーグルやマスク等を着用し、本資材の施用後は手洗い・うがいをしてください。
- 万一、本資材が目に入った場合は、擦らずに流水で充分にすすぎ、症状によっては医師の診断を受けてください
保管上の注意
1.本資材は土壌改良資材(微生物資材)ですので、早めにご使用ください。保管される場合は冷暗所に置いてください。
2.未開封の場合でも、製造月から2年以内にご使用ください。
3.開封後の保管は袋の口をヒモでしっかりと結び、ひっくり返しておくか粘着テープでよく密封してから冷暗所に保管するなどして、できるだけ6ヵ月以内で使い切るようにしてください。
4.本資材は肥料・農薬ではありませんが、事故防止のため幼児の手の届かない場所に保管してください