大根の間引き・追肥・土寄せについて すくすく一口メモ

農家の店すくすくです。

お久しぶりのすくすく一口メモです。

今回は大根の間引きの仕方、追肥と土寄せについてです。

 

大根の間引きをすると・・・

大根の根の長さは生育初期でおおよそ決まります。

本葉5~6枚までの生育初期を適湿に管理し、順調に肥効を進めることで、良作が期待できます。

 

🔶大根の間引きの仕方🔶

間引きは生育にあわせて3回ほど行います。

最初は子葉のころ、子葉の形が正ハート型💗の物を残し、丸形、長形の物を抜きます。

2回目は本葉2~3枚の時、1ヵ所2本立ちにします。

3回目は本葉5~6枚の時、生育のよいものを残し、1本立ちにします。

株間は25cmが標準です。

 

🔷大根の追肥と土寄せ🔷

追肥は生育の様子を見ながら、間引きの終わるころ(本葉5~6枚の頃)に行います。同時に土寄せをすると良いでしょう。

このころは根の生育が細胞数の肥大へと移り変わる時期なので、中耕などを同時に行って順調な肥大を促し、根の生育がスムーズに進むようにします。

降雨後の乾燥などで、畝の表面がしまった時など条間を浅く中耕し、徒長して株が安定しない時や台風などの強風の前には株元に軽く土寄せします。

 

年内どりでは追肥のタイミングが遅れると肥効が遅れ、肥大が遅れたり、生育後半の裂根の発生につながる恐れがありますので、十分留意してください。

播種後30日までに施用することが重要です。

肥料が多すぎると葉勝となり、曲りが増え青首の発現が弱まったり、尻詰まりが悪くなったり、また割れ、ひび割れが増加します。

 

 

 🐤収穫の目安🐤

✅外葉が垂れ、中心部の葉が開いてきた時。

✅外側の葉の下部3cmの葉柄を折って、すが入っている時は、根もす入りしていることが多い(高温期は注意)

 

 

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