畑の土はもともとの性質や降雨、化学肥料の投入なので酸性土のところが多いのですが、酸性が強い土は野菜にとって良い状態とは言えません。
土壌酸度はpH(ペーハー)値で表され、pH7が中性で、7より数字が小さくなると酸性、
7より大きくなるとアルカリ性です。
一般的にはpH6.0~6.5程度が理想的な土壌で、酸性土の場合はpH調整が必要です。
ここで気をつけたいのは、一度に多量の石灰を施さないことです。
アルカリ化し過ぎると、マグネシウム、鉄などを吸収しにくくなってしまいます。
・次の植物がよく育つところは酸性土壌のことが多い
スギナ・オオバコ・ハハコ草・キイチゴ・カヤツリ草
・次の植物がよく育たないところは酸性土壌のことが多い
ホウレンソウ・タマネギ・ダイズ・アズキ・キュウリ・ニンジン
下記の図は、野菜の土作りの際に参考にしてください。