スイートコーンの先端部で粒がない歯抜けがよく発生します。
その原因は
①雄穂の開花期に雨が多く、受粉が出来なかった。
②草勢が弱く花粉量が少なく、また雄穂と雌穂の開花期がずれた。
③1条植えのため花粉が風で飛散してしまった。
などが考えられます。
その対策としては、
①花粉が左右互いによくかかるよう複条植えにする。
②草勢を強く育て、株元の側芽で分け、強いものを1~2本残して雄穂を増し、株が倒れるのを防ぐ。
③追肥時期は1回目が本葉6~8枚、2回目は雄穂出期で即効性肥料を施す。
上記を行うと歯抜けが軽減されるかと思います。
歯抜けがなく実がギュッと詰まったスイートコーンが育つのが楽しみですね。